今回は金沢区の工場地帯の一角の工場屋根の塗装です。

金沢区の工場地帯は海が非常に近くにあり建物にとっては過酷な環境です。風が強いときには海水が舞って飛んでくるほどです。塩分は特に鉄に対しては悪いことが多いのでまず一番に高圧洗浄で汚れや弱った表面塗膜とともに塩分も洗い流します。

表面の塩分などを洗い流し、電動工具による研磨作業を終えた後に錆止めを塗っているところです。表面の錆を確実に除去しするとともに効率を重視して電動工具を使うのですが、鉄が露出するくらい削りますので、迅速に錆止めを塗らないとその鉄部が一瞬にして錆びてしまうのでそこは気を付けないといけません。

こちらは屋根の排気ダクトです。これも錆を除去したのちに迅速に錆止めを塗っていきます。また外側から高所作業車を使って塗るので内側から届くところのみとしています。

これは上塗りを終えたところです。
今回は範囲を決めて線を引いて塗りました。
工場の屋根などは予算も決まっていてその中でできる限りの施工をこまめにしていくことが重要です。管理している方との連携を今後も続けていきたいです。