鎌倉市T様邸住宅塗装

今回のお宅は屋根と壁などトータルで塗替えるお客様です。1階の部分の木製の部分も日がよく当たっていて表面が劣化してきているのでそちらも塗替えます。

外壁がサイディングのお宅は必ずと言っていいほどこのようなシーリングが施工してあります。そこは大抵の部分で劣化してしまっていることが多く、完全に劣化してしまっているところは撤去してまだ完全に劣化していない部分は上に増して施工するといった形で施工していきます。

この写真はシーリングをうっているところです。2液性の変成シリコンシーリングを使用しています。通常のカートリッジ式のシーリングとは違い、2つの材料を15分以上攪拌して使用するのですが、この材料を使うことでカートリッジ式よりも柔軟なシーリングをうつことが出来ます。やはり長年の経年変化で家の躯体が動いたり、温度変化で動いたりするところの「動き」に対して追従する効果が高くなることで結果的に長持ちさせることが出来ます。

シーリングをならしているところです。写真のヘラは自分で好きな形に加工できる部品を状況に合せて加工して適正な厚みが確保できるように施工していきます。

写真の白い部分(左側)は下塗り(リフノン)の状態で右側の色のついた部分は上塗りの1回目を塗ってあるところです。上記のシーリングの部分にも下塗りを塗ってあります。下塗りをすることでシーリングの部分にもしっかりと上塗りを密着させるとともにシーリングの部分のみ汚れたりすることを防ぐことが出来ます。

外壁の上塗り2回目を塗っているところです。下塗りを含めて合計3回の塗装をすることで塗膜の厚みを確保でき、長持ちする表面に仕上げることが出来ます。

屋根の下塗り(錆止め)の様子です。上塗りをする色に合せて黒系の上塗りなので赤い錆止めを塗っていきます。

屋根の上塗りの1回目を塗っているところです。写真のように溝の部分や細い部分を先行して1人が刷毛で塗っていき、その部分が乾く前に追いかけてローラーの1人が塗っていきます。こうすることで塗れていない部分をなくすことが出来ます。乾く前に追いかけて塗ることでむらをなくすことも出来ます。

屋根を塗り終わった所です。綺麗な表面にしあげることが出来ています。写真の真ん中あたりの足場にメッシュシートが取り付けてありますが、これは施工するお宅の高さより1mくらい上に立ちあげています。これは隣家への飛散を防止するために立ちあげています。

玄関ドアです。木製のドアなので保護の為にクリアの塗料が塗ってあったのですが、日が当たったり下のほうは雨が掛かったりして劣化して色あせてしまっています。

作業中の写真はありませんが、一旦表面の劣化した部分を研磨して綺麗な木の素の状態に戻します。その後、木部用の灰汁洗いや洗浄をし、色を戻してから再度クリアの塗装をすることでここまで綺麗に戻すことが出来ます。

こちらの木製の門扉なのですが、玄関ドアとはちがい、木部保護の浸透性の塗装がしてありました。こちらも日が当たったり、雨がかかり表面が劣化していました。

こちらは高圧洗浄の時に表面の劣化した部分を剥がし、その上で同じように浸透性の少し濃いめの色の塗装をしました。少し濃いめにすることで色が変わってしまった部分を分かりずらくすることが出来るのであえて同じ色ではない色を塗っています。