鎌倉市I様邸住宅塗装

今回のお宅は鎌倉の住宅街にある大きなお宅の塗装です。外壁に木製の化粧柱や化粧梁などがあり全て塗装するという工事でした。

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玄関ドアです。最近の住宅のようなアルミではなく木製の飾り扉でした。毎日使うものであり、家の顔のような部分なので注意を払って施工します。


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今回の下地処理は電動工具(ディスクグラインダ)を使用して下地処理を行った為、玄関ドアの模様を丁寧にキズつけないように処理を行いました。工程としては①ディスクグラインダ②サンドペーパーによる下地処理の仕上げ③木部専用下塗④上塗り1回目⑤上塗り2回目といった工程を行いました。また上塗りは通常の艶ありではなく全体に木部が多くピカピカよりも艶を落として落ち着いた感じを出す為に3分艶の材料を使用しました。

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ビルトインガレージのオーバーヘッド式のガレージドアです。こちらも玄関同様顔としての一面もあったため注意を払って施工しました。



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施工後は施工前の雰囲気を保ちつつ綺麗に仕上がりました。

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こちらは雨戸の戸袋の部分です。ガレージドアと見た目は似ていますが、日当たりの関係でこちらのほうが激しく劣化していました。こういった場合はお客様とお話をさせていただいて、ただ塗装をするより、大工さんに一度下地丸ごと交換してもらい、その後に塗装をするといった方法をとることもあります。大きな戸袋で目立つということもあり今回はそういった方法をとります。



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一度大工さんに下地を交換してもらった後に、設置のときに出来たビス穴や隙間などを穴埋めパテで処理した後に3回塗りをしています。

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木製の竪格子です。いまどきの家はアルミ製のものが一般的ですが、こういった木製の格子も重厚感があります。一般の塗り替え業者であれば格子を取り外さないでぬることが多いと思います。フックアップではこういったもので取り外すことが出来るものは出来るだけ外して塗るようにしています。裏面まできちんと塗れるだけでなく、中の窓サッシは格子が付いた状態だと掃除も難しく、ほこりがつもっているケースが多々あります。この機会に中の窓まで掃除するとともに手間はかかりますが仕上がりが良くなります。



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一度取り外した格子は雨の日などに持ち帰り屋根のあるとこで一括で塗っています。雨の日を無駄にしないようになるべく心がけています。裏側まできちんと塗れて綺麗に仕上げることが出来ました。

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庭へ出る窓の濡れ縁です。日当たりのいい庭にあり、雨も掛かる為濡れ縁は大抵劣化が激しいです。こちらもディスクグラインダを一部つかって下地処理を行っています。



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塗り終わった所です。表面の平らな部分はローラーで塗ることが出来ますが、木と木の隙間は狭く刷毛塗りすることが不可能の場合があります。そういった場合はベンダーという隙間を塗る専用の道具がありますのでそれを使って塗っていきます。

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家の外周にある外構です。長年の雨風に打たれて一見綺麗なように見えますが、実は表面の塗膜が浮いてきてしまっていて、放置するとそこから剝れて美観を損なう結果となるところです。いったんそういった部分を全て剥がしてから施工をします。

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写真の白っぽい部分が塗膜を剥がした部分になります。剥がした部分は「模様付け」の作業をして、剥がしていない部分となるべく近づけて塗るようにします。

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塗り終わった所です。全体の色をグレーの色に変えました。これは剥がした部分の凹凸が少しでも目立たないようにする為に提案させていただきました。

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外壁の様子です。全体的に表面が風化してチョーキングしています。高圧洗浄をして付着したコケや藻、チョーキングを洗い流してから塗装をします。



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塗り終わった所です。遠くからは分かりづらいかもしれませんが表面が綺麗になっています。今回は合計3回塗りのシリコンの塗料で仕上げています。

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勝手口のドアです。こちらも長年の雨風で表面が劣化しています。ディスクグラインダを使うほどではありませんが、サンドペーパーで下地処理をした後に塗装をします。



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この写真は3分艶の質感がわかりやすい写真です。艶ありと艶消しの中間のような仕上がりになります。ピカピカでなく落ち着いた感じに仕上げたい方は3分艶を選択するといいかもしれません。

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金属製の扉です。日陰にあり湿気が抜けにくいところにあったので、塗膜は剝れ錆がでていました。



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こちらも劣化した塗膜を除去し、サンドペーパーなどで下地処理をした後に錆止め、上塗りを2回塗っています。