↑↓少しわかりずらいですが施工前施工後の比較写真です。
ベランダの下地処理をしています。痛んで浮いた塗膜を皮スキで除去しています。
皮スキでの処理の後、錆のひどい部分を電動サンダーでさらに処理します。
エポキシ2液性の錆止め(ALES:スーパーザウルス)をローラーで塗っています。下地処理の効果もあり高い密着性と防錆の効果があります。
破風の上塗り一回目です。写真の白い部分は電動の振動サンダで下地を平滑にした後木部専用の下塗り塗料(日本ペイント:木部下塗白)を塗った後に紙やすり(150番程度)で平滑にしてから塗っています。この紙やすりの一手間が仕上がりに効いてきます。
屋根の上塗りを1回終えたところです。屋根は高圧洗浄で表面の苔や古い塗膜を除去した後に2液性のシーラーを吸い込みによって1~2回塗った後に上塗りをしていきます。上塗りは日本ペイントのファインUVベストで2液性です。写真のように屋根の高圧洗浄をする時、ゴミが飛び散らないように屋根よりも1メートル程足場を立ち上げています。
屋根の鉄板部分は仕上がりを考慮して刷毛塗りで行います。
屋根の上塗りの2回目を塗っているところです。屋根材と屋根材の間に塗料を詰まらせない為にローラーで横向きに塗ります。間に塗料を塗りすぎないことで湿気や水分の逃げ道を作り、下地を守る事ができます。
外壁の下塗りをしています。水性の1液微弾性サーフェサー(ALES:ホルダーGⅡ)を使用します。既存のモルタル壁に適用でき細かいクラックは埋める事が可能です。下地を均一にすることで仕上がりが良くなります。
これは外壁に蔦がはって枯れた跡が残ってしまっています。このようなものはワイヤーブラシとバーナーで焼く事で取り除いてから下塗りを行います。
外壁の上塗り1回目を行っているところです。シリコンの2液性(SK:コスモマイルドシリコン)を使用しています。外壁の凹凸に合わせて使用するローラーの大きさ、毛の長さもその都度選びます。
外壁の上塗り2回目を行っているところです。上塗り1回目2回目共に最終的な仕上がりを均一にする為にメーカー規定の希釈率を守り秤で計って材料を作っています。
既存の換気フードはプラスチック製で大分老朽化していたので、お客様に提案し新品と交換しました。
ベランダの床板は一度取り外し、高圧洗浄でスキマの汚れを取り除き塗装し、復旧しています。
完成後の全体写真です。既存の色に似た色を塗ったのでそこまでの色の変化はありませんが、耐久性は10年、いや15年は増しています!
角度をつけて写真を撮ると3回塗りの光沢が凄く良くわかります。新築!?
ベランダも錆止めを塗った後にウレタンの上塗り(日本ペイント:ファインウレタン)を2回塗っています。
屋根の仕上がり状況です。下塗りのシーラーを2回塗った事で仕上がりの光沢が一段と光っています。下地処理、そして下塗りは最終的な仕上がりに影響する大事な項目の一つです。
元大手建設業にお勤めだったお客様なので現場の事を良くわかってくださり、スムーズに工事を進める事が出来ました。塗装の仕上がりも満足していただき、特に下地処理が大事だという共通の認識を持てて普段はあまり見てもらえないところまで評価をいただき、ありがとう御座いました。