逗子市F様邸フローリング・玄関塗装工事

木製フローリングのクリア塗装

今回はリビングの床のフローリングのクリア塗装が劣化し汚くなってしまったので 塗装を剥離し着色しなおして、クリアを塗り直すという塗装をします。
一旦全部の塗膜を剥がさなくてはならないのでかなり手間のかかる作業となります。

玄関の再塗装

フローリングに加えて木製の玄関ドアも剥離再塗装となります。
フローリングもそうですが上にクリアを塗る状態の色を合わせなければならないため仕上がり想定よりも一段薄い色を選ぶというのが重要です。

剥離作業中

塗装を剥離しているところです。右側の色の薄いところが剥がした部分で、左側が既存塗膜がまだ残っているところです。普通に削ったのでは削りきれなかったため、木部用の剥離剤を併用して剥がしています。

漂白作業中

塗膜の剥離をした後にフローリングの素地の色が変色してしまっている部分が見つかったので、そこは他の部分と合わせるために灰汁洗い、漂白を行っています。
塗膜が剥がれてしまっていたところは他のクリアが生きているところと違って部分的に日焼けしたり、汚れが染み込んだりしてしまっていたのが理由です。

作業後の養生

剥離作業が何日もかかるため、一旦剥離したところを養生しています。せっかく剥離して素地を出してあるので、そこが汚れるのを防ぐためです。お客様は普通に生活していただけますのでこういった少しの配慮を欠かさないようにしています。

色合わせ

なるべく目立たない場所で色合わせを行なっているところです。剥がしたところと剥がす前の中間くらいの色を入れることで、最後にクリアを塗った時に既存の場所と色が合うように調整していきます。

着色&クリア塗装

着色する色が決まったら奥の方から仕上げに入っていきます。一日の中で仕上げまでして、乾かす範囲を決めて区画に分けて仕上げていきます。その区画を一日で一気に仕上げれるように工程を組んで最後はストーブをつけて乾燥まで持っていきます。

仕上がりの様子

クリアを2回塗って仕上がった様子です。

仕上がってきました。

奥から段々と仕上がってきている様子です。工事した時期がクリスマスの時期だったためお宅にクリスマスツリーやリースが飾ってあったり、工事しているところにいろいろなところからプレゼントが届いたりとなんだか幸せな気分になりながら工事をしていました。

玄関既存

玄関ドアの拡大写真です。日のあたる下の方は既存塗膜(浸透性の塗料かもしれません)が劣化して剥がれてしまっています。

玄関剥離後

表面のみですが既存の塗膜をきれいに剥がして研磨したところです。

玄関色合わせ

玄関は家の顔みたいなところがあるので慎重に色合わせをしています。手で持っている破片は下の色がクリアを塗る前の着色した時の状態、上がクリアを塗って完成型を想定した物です。

着色+クリア2回

今回のクリアは艶を落として仕上げることになりました。落ち着いた雰囲気が出ると思います。

無事にクリスマス

クリスマスリースがよく合う色に仕上がりました。